アコムの2017年「ミルコンサート」の内容は?

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アコムの2017年「ミルコンサート」の内容は?

テレビCMでおなじみのアコムは1994年から「みるコンサート物語」を開催しています。現在前田敦子さんがCMをされている「アコムみるコンサート」について、詳しくご紹介します。
コンサートを「みる」という表現は珍しいのですが、これはただ音楽の演奏を聴くだけにとどまらない舞台芸術ということを表しています。コンサートは2時間程度、第1部と第2部に分かれています。第1部ではピアノトリオによる生演奏が中心です。

 

演奏している背景には幻想的な影絵が映し出され、音楽と映像のコラボとなっています。第2部では光と影による物語が紡ぎだされます。もちろん、影絵も音楽もその場で演じられている「生」のものです。音楽だけではない、劇だけではない、その二つを融合した独創的なコンサートなのです。

 

2017年のアコム「みるコンサート」の内容は第1部がピアノトリオ「プルミエ」による演奏が行われます。ピアノ、バイオリン、チェロのトリオが奏でる生の音楽は、その場でしか堪能することができない迫力に満ちています。ピアノ、バイオリン、チェロの弦が空気を震わせると、直接胸のところに響いてくるのが実感できます。時に軽やかに、時には切なく合わせられるハーモニーと、素晴らしい影絵にまるで別の世界に迷い込んだような気持になります。みんなが聞いたことがある、なじみのある演目なのでつい体が動いたり口ずさんでしまうほどです。

 

第2部は影絵劇団かしの樹による公演です。演奏はもちろんプルミエが担当していますが、影絵が主体になる時間です。2017年は前半が100万回生きた猫、後半はセロ弾きゴーシュが上演されました。「100万回生きた猫」では、愛するものを失った猫の悲しみを、まるで泣いているかのような弦楽器での表現が印象的でした。「セロ弾きゴーシュ」では画面上でもセロ=チェロが出てきます。

 

ゴーシュの次第に力強くなるチェロの音色が生の迫力で表現されています。人形たちの動きに息を飲むと同時に、びりびりと伝わってくる音の振動は五感が揺さぶられる瞬間です。目の前に広がる美しい色彩と、包まれるような音のハーモニーはたくさんの方々に「感動した」「初めて見ることができてよかった」という感想をたくさんいただいています。1部と2部の間には休憩があり、お手洗いなどもスタッフが対応してくれるのも安心です。

 

アコム「みるコンサート」は、たくさんの人たちに劇場に足を運んでもらい、音楽や影絵に触れてもらいたいという社会貢献活動として始まりました。ですから、普段は劇場に足を運びにくい、運ぶ機会が少ない方に来てもらえるようバリアフリーのコンサートです。アコムのスタッフのほか、地域のボランティアの方々にもお手伝いいただいている手作りのもので、福祉施設を利用されている方やそのご家族を優先的に招待しています。全席指定なのでゆっくりと鑑賞していただき、なおかつ全席無料で参加いただきやすい設定にしています。毎年、レベルアップを図るために企画を練り直し、車いす席を確保するために座席を取り外したり、耳の不自由な方にも楽しんでいただけるよう手話通訳も行っています。

 

会場で全員に配られる袋の中には、プログラムやパンフレットのほか、スクラッチくじも入っています。これは、コンサートに来られた方により楽しんでいただくよう景品をご用意しているというものです。開催地の授産施設などで作っているものを利用することで、より地域との交流を図るために用意されたものです。この封入作業も東京大田区の知的障害者就労施設で心を込めて行っていただいたものです。みんなが「できることを少しずつ」やることで、小さいお子様から年配の方まで幅広く楽しんでいただくためのコンサートになっています。

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